便利さからタクシーを利用したことがある方が多いと思いますがタクシー業界というとどんなイメージがありますか?実は業界未経験社の方も多く免許があればどんな年齢でもチャレンジできる仕事なので長く続けられる仕事なんです!
様々なお客様を各目的地まで運転し安全に送り届けることがタクシーの運転手の基本的なお仕事になります。一般的なタクシーの定員というと4名ですが、定員10人以下の自動車を貸し切る形態がタクシー事業です。
お客様を運んでいないときの業務としては運行前の清掃点検、洗車、出庫点呼、ガソリンの燃料を充填したり、帰庫点呼、報告、納金などがあげられます。
お客様を目的地まで送る点は同じですが、ハイヤーとタクシーでは大きな違いがあります。
タクシーでは【流し営業】と言われる営業が基本となり、一人のお客様に対しての乗車時間は基本少なめになります。
対してハイヤーでは【完全予約制】となり、一人のお客様に一日中付きっ切りで待機時間が長いことが多いです。
タクシードライバーは所属先によって勤務形態に違いがあります。法人タクシー、個人タクシーと2つの所属先があり【法人タクシー】サラリーマンと同じように会社のルールがあり、タクシードライバーになる方は必ず通る道になります。【個人タクシー】独立し個人事業主と同じ扱いになります。法人タクシーで経験を積み、厳しい条件をクリアできた方が個人タクシーを開業できるのです。
街中で見かけるタクシーは絶えず稼働しているイメージですが、タクシー業界は運転手によって働き方の違いがあり、休憩を取る時間も様々です。法人に所属しているドライバーは隔日勤務、昼日勤、夜日勤の三種類に分かれています。勤務形態によって収入が大きく左右されるので、働き方の違いに注目してみましょう!
多くのタクシー企業がこの勤務形態になります。約21時間働いて、翌日は継続20時間以上の明け番と呼ばれるお休み+4日以上の公休という特殊な働き方です。休憩時間は3時間ありますが、どこで休憩時間を設けるかは各ドライバーの自由で、昼、夕方、夜に分けて休憩をとるドライバーが一般的です。丸一日の時間拘束と聞くと大変ですが、月の勤務は11日~13日となるため慣れると月の半分以上がお休みとなり、稼ぎやすさと自分の時間が多く仕事とプライベートの両立がしやすいという点でタクシードライバーから人気の働き方になります。さらに月に二回の三連休が取得できるところや、公休は会社によってさまざまなので、公休の形態をチェックするのも重要です。
●隔日勤務シフトモデル
朝から夕方までの間で8時間勤務+1時間休憩というサラリーマンと同じ勤務形態です。勤務数は会社によっても様々で22日から26日と、隔日勤務の2倍の出勤日数になります。早朝から夕方にかけてのお客様が主で、商業施設など病院への送迎が多いのも特徴です。夜勤がないので子育て世代で育児と両立したい方や高齢のドライバーが多く見られます。隔日勤務や夜日勤に比べると近距離の送迎が多く稼ぎにくいのは事実ですが、規則的なシフトのため生活リズムを崩さず働けるので健康面を重視される方にお勧めです。
●昼日勤シフトモデル
夕方~早朝までの間で8時間勤務のシフトになります。利用者は終電を逃したお客様が多く長距離の方や、割増料金での乗車率が高くなるので昼日勤と比べて稼ぎやすいのがポイントです。深夜だけの数時間で昼日勤の売り上げを越してしまうドライバーさんもいるので、副業や隔日出勤より運転時間を減らしたいという方におすすめな働き方です。ただシフトが隔日勤務より多く、夜に全振りしてしまうことで昼夜逆転の生活に加えて泥酔したお客様も多いため、ストレス耐性がないと体調が崩れやすいのはデメリットになります。
●夜日勤シフトモデル
自分のプライベートに時間を割きたい方は隔日勤務。今まで普通の企業で働いていた方で生活リズム重視の方は昼日勤、そして稼ぎたいけど一定の生活リズムを重視される方は夜日勤など自分のライフスタイルに合わせて選択肢を選べるのがタクシー業界のいいところです。他にも様々な働き方があります!
実は現任のドライバーの約9割が未経験から始まった方です!前職は専門職であったり、芸能事務所のマネージャーなど様々な業種の方がいる業界であるのも魅力な一つです。最初は慣れない接客に戸惑う方がいるのも事実ですが、接客経験0だった方が今では顧客様が付いているプロのドライバーさんも多くいます。リピーター様が付くことで自分の自信にもつながり、やりがいを感じられるのもタクシードライバーの仕事ならではの魅力です。
全く車を運転した事がない方や道に詳しくない方でも、しっかりとした運転研修に加えて、タクシードライバーとしての肝である地理試験に向けたサポートがあるので安心して望むことができます。その他にも資格取得に向けて補助が出る会社も多々あるので自分のスキルアップになり、キャリアアップにも繋がります!ドライバーとしての経験を重ねた方は、ハイヤー運転手や個人タクシーとして独立される方もいらっしゃいます。
歩合制と聞くと毎日差が出て給料が0?。月の生活が成り立たないのではないかという声もありますが、会社から固定給が出ていて+歩合制が多いため最低限の給料は保証されます。会社によって違いはありますが50%~60%の歩合率が一般的とされていて、効率よく回って乗車率を上げることで中には一日で80万を超える方が実際にいたりと夢のある仕事でもあるのです!今ではアプリでの配車を促している企業も多いため、稼ぐチャンスがぐっとアップしているので現代の方が効率よくお客様を探すことが可能になりました!
業界未経験の方はタクシー会社が開催する説明会に参加して、情報をゲットしてみましょう!会社の雰囲気を直接感じられたり、直接質問ができるので会社選びがしやすくなります!