来賓に近畿運輸局の金井昭彦局長 近畿ハイタク協議会が通常総会(TAXI JAPAN413号)

公開日:2024/09/18 23:28


近畿ハイヤータクシー協議会は6 月7日、大阪市天王寺区の「シェラトン都ホテル大阪」で令和4年度通常総会を開き、令和3年度事業報告と同収支決算報告、令和4年度事業計画と同収支予算を承認した。任期満了に伴う役員改選では、現在の役員体制をベースに各府県協会の総会開催後に確定させることを了承した。


来賓として、近畿運輸局の金井昭彦局長が挨拶したほか、総会終了後の懇親会では柳瀬孝幸自動車交通部長の乾杯の発声により懇親に入った。



坂本会長あいさつ


名称未設定


総会の冒頭、令和4年春の褒章で藍綬褒章を受章した滋賀県タクシー協会の田畑太郎会長(滋賀タクシー社長)と令和3年自動車関係功労者大臣表彰を受賞した京都府タクシー協会の兼元秀和会長(キャビック社長)に、坂本会長から記念品が手渡された。


坂本栄二会長(大阪タクシー協会会長)は挨拶で、「近畿ハイヤータクシー協議会の総会は3年ぶりの開催となる。コロナ禍の中で、我々タクシー業界もコロナに振り回され、事業の継続でも大変に苦労されたことと拝察する。新規感染者数も減って明るい兆しも少し見えてきた感じもしている。稼働当たりの日車営収も、地域による違いはあるが、コロナ禍前の水準を確保できるようになって来ている。海外からのインバウンド規制の緩和や(地域観光支援事業の)都道府県民割などでさらに人流が増えて来る可能性があり、期待したい」とした一方で、「我々には燃料価格高騰という重荷があるが、国によるタクシー事業に対するLPガスの燃料価格激変緩和対策の補助金が出ることになり、少しでも経営の糧になると感じている。喫緊の課題としては、人手不足の問題、キャッシュレス化によるコストアップ、各種物価の高騰もあることから、地方創生臨時交付金の獲得にも取り組み、さらにアフターコロナという新しい環境に対応した経営感覚の獲得とタクシーの進化に一致団結して立ち向かっていきたい」などと述べた。

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