関運局管内の個人タク特例新規特区・武三は113の参入枠残る(TAXI JAPAN420号)

公開日:2024/09/20 00:52


関東運輸局は10月5日、9月末で申請受付が締め切られた管内における個人タクシーの特例新規許可申請の状況を取りまとめた。


令和4(2022)年度に139の個人タクシー新規参入枠が設定された東京都特別区・武三交通圏は、新規許可申請が26件だった。残枠は113で、審査において許可要件に抵触するなどして不許可となった場合の数と合わせて来年度に繰り越されることになる。



南多摩と県央は枠をオーバー


関運局管内における個人タクシー指定交通圏ごとの個人タクシー特例新規許可申請件数(申請期間は9月1から9月30日)は、東京都特別区・武三が新規許可申請26(新規参入枠139、残枠113)、同北多摩が1(2、1)、同南多摩が2(1、マイナス1)、神奈川県京浜が4(7、3)、同県央が2(1、マイナス1)、千葉県千葉が1(5、4)、同京葉が0(0、0)、同東葛が1(4、3)、埼玉県南中央が0(0、0)、同県南西部が0(0、0)、同県南東部が1(1、0)、群馬県中・西毛が0(0、0)、同宇都宮が1(2、1)など。


事業者数の激減傾向が止まらない個人タクシー業界だが、特例新規許可枠の設定に対して申請の段階で特別区・武三で113もの残枠が生じる結果となった。

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